トイレの手洗い管から水が出ないとき、どうすればいいのか悩むことはありませんか?
この記事では、水が出ない原因とそれにどう対処すればいいのか、自分でできることとプロに頼むべきことを水道設備業16年以上、水道メンテナンス業10年以上の筆者が分かりやすく解説しています。
賃貸の時はどうしたらいいのか、その対応方法もご紹介。
この記事を読めば、トイレの手洗い管のトラブルをすぐに解決できるようになりますよ。
安心して、快適な毎日を過ごしましょう。
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トイレ手洗い管の水が出ないけど放置しても大丈夫?
– 放置しても大丈夫な場合
– 放置してはいけない場合
– 賃貸物件の場合
放置しても大丈夫な場合
トイレの手洗い管から水が出ない症状があっても、トイレの床や便器の中に水が漏れていなければ基本的には大丈夫です。
ただし、トイレの水がたまるのが遅かったり、流れなかったりする症状が出ているならば修理しなくてはいけません。
ほかには、地域全体の水道工事による一時的な断水や、寒い季節に凍結してる場合には、時間が経過すると自然に水の供給が正常に戻るため修理の必要ありません。
放置してはいけない場合
水道工事や凍結が原因でない場合は、放置することは避けるべきです。
トイレの手洗い管から水が出ない原因としては、ボールタップの故障、ダイヤフラムの故障、給水フィルターの詰まり、ジャバラホースの破損などがあります。
これらを放置すると、トイレのタンク内に水が溜まらなくなり、トイレが正常に流れないなどの問題が発生する可能性があります。
またジャバラホースが外れている場合は、トイレのタンクの外に水が漏れる可能性があるため即座に対応する必要があります。
賃貸物件の場合
賃貸物件でトイレの手洗い管から水が出ない場合は勝手に修理しないよう注意が必要です。
物件のオーナーや管理会社に報告し、適切な対応を依頼するようにしましょう。
自己判断で修理を行うと契約違反となる可能性があるため、まずは物件管理者に連絡し対応方法を確認しましょう。
賃貸物件では、修理に関する規約などが定められていることが多く、自分で修理したり業者に依頼する前に契約書を確認することが重要です。
賃貸物件で水漏れが起こった際の費用負担について、こちらも参考にしてみてください。
『賃貸物件で水漏れ!対処法は?費用は誰が払うの?』
トイレ手洗い管の水が出ないのを放置しないで原因をみつけよう
– トイレタンクの部品が故障している
‐ 手洗い管のジャバラホースが外れている
– 手洗い管のジャバラホースが破損している
– 手洗い管のフィルターが詰まっている
トイレタンクの部品が故障している
トイレタンク内の部品が故障していると、手洗い管から水が出なくなることがあります。
たとえば、タンク内のボールタップやダイヤフラムなどがあげられます。
これらの部品は、タンクの蓋を開けて部品を目視で確認すると故障しているか確認できます。
これらの部品を交換することで、手洗い管からの水の流れを回復できます。
部品の交換は比較的簡単にできるため、ホームセンターで交換部品と必要な工具を購入し自分で行えます。
しかし、修理に自信がない場合やタンク内の構造が複雑な場合は、専門家に依頼することをお勧めします。
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手洗い管のジャバラホースが外れている
手洗い管のジャバラホースが外れている場合、タンクからの水漏れや手洗い管からの水の流れが悪くなる原因となります。
これはホースが緩んだり、位置がずれたりすることで起こります。
ホースを適切な位置に戻し、しっかりと締め直すことで、水の流れを回復させることができます。この作業は工具がなくても行うことができ、特別な技術を必要としません。
しかし、ホースの接続部分が損傷している場合は、新しい部品へ交換しなければなりません。
手洗い管のジャバラホースが破損している
手洗い管のジャバラホースが破損している場合は、新しい部品への交換が必要です。
破損したホースは水漏れを引き起こし、その結果、床や壁に損傷を与える可能性があります。
ホースの交換は比較的簡単な作業ですが、適切なサイズと形状を選ぶことが重要です。
また交換する際は、水漏れを防ぐために接続部分をしっかりと固定し、水が漏れしないか確認するようにしましょう。
手洗い管のや給水管のフィルターが詰まっている
手洗い管や給水管のフィルターが詰まると、水の流れが悪くなります。
この問題は、長期間の使用や水質による汚れが原因で発生します。
フィルターの清掃または交換は、トイレのメンテナンスの一環として定期的に行うことが推奨されます。
フィルターの清掃は比較的簡単な作業であり、通常はフィルターを取り外して水で洗浄するだけで済みます。
トイレ手洗い管の水が出ない状態を放置せず解決するには
– 手洗い管の修理を自分でする
– 手洗い管の修理を業者に依頼する
– トイレ手洗い管の水が出ないときは放置せず業者にみてもらうと安心です
手洗い管の修理を自分でする
手洗い管の問題を自分で修理する場合は、適切な工具と基本的なDIYスキルが必要です。
ジャバラホースの交換やフィルターの清掃は比較的単純な作業であり、専門的な知識は必要ありません。
しかし、修理に自信がない場合や故障が複雑な場合は、専門家に依頼すると安全です。
特に、トイレタンク内の部品の交換や複雑な水漏れの修理などは、専門の知識や技術が必要になることがあります。
また、自己修理を試みる際は、安全を最優先に考え必要な安全装備を着用し、正しい手順を守ることが重要です。
修理中に問題が発生した場合や、修理後に水漏れなどの問題が継続する場合は、迅速に専門家に相談することが望ましいです。
手洗い管の修理を業者に依頼する
複雑な修理や専門的な知識が必要な場合は、プロの業者に依頼することが最善の選択です。
専門の業者に修理を依頼する利点は、迅速かつ正確な修理が期待できることに加え、修理後の保証やアフターサービスが提供されることが多いです。
業者による修理は、長期的な解決を提供し将来的な問題を防ぐのに役立ちます。
業者選びの際には、実績、評判、料金体系などを事前に確認し、信頼できる業者を選ぶことが大切です。
トイレ手洗い管の水が出ないときは放置せず業者にみてもらうと安心です
トイレの手洗い管から水が出ない場合、原因によっては放置しても問題ないこともありますが、多くの場合は早急な対処が必要です。
自分で修理ができる場合はDIYでの対応が可能ですが、賃貸物件や複雑な故障の場合は専門業者に依頼することが最も確実で安全な方法です。
トイレの手洗い管の問題は生活の快適性に直結するため、問題を見過ごすことなく、適切な対応を心がけましょう。
これにより、安全で快適なトイレ環境を維持し、将来的なトラブルを未然に防ぐことができます。
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